今夜は
このエッセイを読んでおりました。「いかに我々が自分の子供達に人殺しの訓練をしてるか」っていう恐ろしい内容だよ。
人間は、本来同動物種である人間を殺したくないという本能を持っているんだけど、それじゃあ兵士としては役に立たない。それで抵抗無く人を殺せる様になる訓練として、実際に軍隊が4つの方法を兵士に実施してるんだって。それが今日のTVや映画、マスコミ、そしてゲームから子供達が連日受けている訓練と、どう酷似しているか、なんぞがズバズバ書かれておるのであります。
この中に、その軍隊の4つの殺人兵士訓練法の一つとして、第二次世界大戦時の日本兵が格好のお手本として出て来るんだよね。日本兵が中国の捕虜の皆さんにした残虐殺人行為と、それを皆で見物して笑って喜んだり、やった事を誇ったり、褒美まで受けたりした、身の毛もよだつ日本兵の精神構造がお手本なんだって。絶句であります・・・。
このエッセイについて来週あたりの授業で、アメリカ人はもちろん中国系の同級生達とも一緒に話し合うのかと思うと、ガビガビ日本人のワシとしては、正直複雑極まる心境なのであります。
「当時はどうあれ、今の日本人は違うよ!」と、ワシは自分自身にさえ言い切れないもん。日本のニュースに出てくる「いじめ」、中学で同級生を皆で執拗にいじめて、自殺に追い込むのを楽しみ、それを少しも異常だと思わない子供達と、その残忍な日本兵。脳天の麻痺の仕方が、悲しいほど似てないか〜〜〜ッ??!!
写真上「これでも、たまには考えているのだ・・・」
写真中「そして今日、ワシは静かな怒りを感じているのだっ!!」
写真下「しかも、これについてエッセイを書かねばならぬ・・・。
ガギグゲゴに頭は沸騰するのだ・・・ブクブクブク・・・」