本日
サンディエゴシンフォニーオーケストラのコンサートに行ってまいりましたが、またも、何とも、素晴らしかった!
席に着く前にロビーにて、入ってくるお洒落なお客様達を見ているだけでも、これが結構ウキウキと嬉しく成ってくるんだよ〜♪と、その中に今日は、一際!誰よりも頭蓋骨の大きい、一目でオオオ!!といいたくなるほど顔の大きいお爺ちゃんが!しかも蝶ネクタイをしたお洒落さん♪ホエ〜色んな人が来るんだな〜〜、と思いつつ二階バルコニーの席に。ちなみに今日はA太郎と2人でデートであります。
と、ステージの上を見ると・・・!
写真上「開演前のステージで、一心不乱にウォームアップする男!
誰あろう、あのダニーでないの!?(一番手前のチェロ)」
「家で充分練習してこなかったからここで慌ててしてんのかな?」などと不謹慎な事を話しながら開演を待つ、懲りないワシラ・・・。
そこに、コンサートマスターである我等がジェフ様が現れ、ストラディバリで皆の調律を指導。ウ〜〜ン神々しいね〜実に!そそ、そしてそこに!、本日のゲスト指揮者である
マエストロOtto-Werner Muellerが登場!ワシ等は思わず目を疑ったね〜っ!!
写真中「アレ〜?!!あの!ワシラが頭の大きさに目を奪われた、
ロビーのお洒落な爺ちゃんでないの〜〜!?失礼しました!」
一曲目はアナ嬉しやっ!大好きなスメタナのモルドウ。ウ〜〜ン素晴らしかった。2曲目のラフマニノフのピアノ曲も泣きの美しさでお客様一同スタンディングオベーションで讃えたよ♪トイレに行ったり大忙しのインターミッションの後、第二部の始まり、始まりぃ〜〜!
プログラムには4楽章があり、ここでA太郎が質問。
A「お母さん、この第3楽章のLentoって、どんなテンポなの?」
母「ンア〜?Lentoって確か、遅いって事だよ。アダージョよりも遅いけど、ラーゴよりは速いんだよ」
A「Oh,No!僕スローな曲で起きていられる自信無い・・・」
苦戦が予想されるのでありました・・・・・。
ショスタコビッチの交響曲1番。しかしマア!おいらチェロのソロの部分で感動しちゃったよ!!もちろん主席チェリストのダニーが弾いたんだけど、いやぁ〜〜!驚いた!!一音一音に全て意味を含ませた演奏に唖然としちゃったねぇ〜〜。噂でダニーはたった一音の為に何十分でも練習するとは聞いてたけど、あの開演前の練習もそれだったのかも?恐れ入りました!ダニー先生っ!!
写真下「ショスタコビッチ先生!不覚にも第3楽章でワシラ、
幽体離脱状態になってしまいました!ゴメンなさい!」
それでも4楽章では肉体に戻りちゃんと完聴。いやいや、実に魂を洗われる音楽極楽体験でありました。
結論→ジェフ先生はもちろん!憎い奴だがダニーもやっぱり天才!!