タラァ〜ン!今日は、Mr.ゴーディーのお店”Clasic Bow”に行く日であります。お土産の薩摩みかんを、一個一個丁寧にモミモミして、甘い物を選抜!張り切って出発しました。新年のご挨拶と、C之介のチェロのボウ(弓)のメンテナンス、そしてあの!ミセスF(覚えてる?)のチェロボウの毛の張り替えを、お願いしに行くのでありま〜す。
さて、ミセスFのボウを出して、急がなくていいとか何とか話している時、ボウを観察したゴーディーさんの顔色が、突如!渋くなったのだ!!何と!預かれない、と言うんだよ〜。ええっ〜?彼は安物のボウは、張り替えてくれない事で有名なのだ!
写真上「あっさり断られてしまった、問題のミセスFのボウ」 そんなぁ〜!!と訳を聞くと・・・。
ゴーディーさん「実は来週から10日ほど留守にするんだけど、このボウは高価すぎて、留守の間、安全に保管する自信が無いんだ。帰った頃に又おいで」 私「高価?これ、そんなに高価なボウなんですか〜??」 ゴ「これは、そうだな、最低でも15,000ドルはする物だよ」 私「ん?15,000ドル・・・・・。 ええええええぇ〜〜〜っ!160万円ちょっと!!!」
ガアァ〜〜〜ン!!!こ、こ、こ〜んな高いボウを、我が家の玄関のとこにポイッて置いてたのかい、ワシらは!?! このボウに何かあったら、切腹ものや!エライ事やぞぉ〜〜!!
うやうやしく、又おケースにお入れして、前方後方安全確認ヨシ!左右チェ〜ック!!いかなる事故にも巻き込まれぬ様、細心の注意を払いつつ、汗だくで帰ってまいりましたっ。そしてクロゼットの奥深く、即隠したよ・・・。(シィ〜〜、隠している事は誰にも秘密!)
写真中「お店の中は、チェロやバイオリン、そしてボウで一杯」 いつもバロック音楽が流れている店内は、いい感じ。奥様のルイスは、 「写真撮るなら、私は逃げるわよ!!」と、消えちゃった。
写真下「ゴーディーさんとバイオリン達、そしてオラ」 彼はバイオリンを造る人じゃなくて、ボウ、弓を造る専門家。バイオリンがほとんど木で出来ているのと違って、ボウは、木と馬のシッポの毛の他、各種金属、象牙、黒檀、貝や革なども使うので、ほとんど宝飾職人みたいなものなんだって。(オラは正月後で、ほとんど二重アゴ)
本当はこの後、バイオリンメーカーのワイズ爺ちゃんの所にも、みかん持って遊びに行きたかったんだけど、諦めてサッサと帰ったこの辛さ・・・。 待っててね〜、ワイズ爺ちゃん!(この大傑作爺ちゃんは次回!!)
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